リンパ浮腫の病理と対応

すべてのセラピストに学んでいただきたいこと

リンパ浮腫を理解し、安全に施術を行うために

この講座は、

リンパ浮腫を起こしている方、
または起こすリスクのある方々に対して、「通常の施術をしても大丈夫なの?」という
アロマセラピストやマッサージセラピストの不安を解消し、お客様の為にできることは何かを理解していただくための講座であり、リンパ浮腫治療の方法を教える講座ではありません。

リンパ浮腫の患者さんは日本でも毎年増え続けています。そして、その9割が女性であるとの統計もあります。普通の浮腫とリンパ浮腫はまったく別の理由で発症し、また、医療的な介入なしには良くなりません。多くの方がそれを理解できていない為、間違った方法で対応してしまっています。強いマッサージやリンパの間違った排液誘導、間違った圧迫療法はむしろ、リンパ浮腫を悪化させるリスクが大きいことも知られていません。

アロマセラピストやマッサージを行っているセラピストはこのことをしっかりと理解し、リスク回避をする倫理的責任があるのにもかかわらず、マッサージを教える学校でもほとんど正しく伝えられていません。

1967年、世界で最初に開設されたリンパ浮腫クリニックに併設されて開校したのが現在のVodder Academy Internationalです。このボッダーアカデミーが認定した日本初のMLD講師であり、同校のリンパ浮腫療法士の資格も持つギル佳津江が、詳しく解説し、実技課程ではアロマセラピストがリンパ浮腫患者に施術をする際の注意点や方法を指導いたします。

受講対象者:アロマセラピスト、マッサージセラピスト、医療従事者

※理論と実技を一日で行います。理論のみの受講も可能ですが、実技は理論を受講した方のみが受講できます。

理論 3時間

この理論講座を学ぶことにより、次のような知識を身に付けます。

1.リンパ浮腫の発症機序、病理を正しく理解する。

・リンパ学の基礎知識(リンパ管やリンパ節の解剖生理学、様々な浮腫の分類)

・リンパ浮腫の原因と進行(病理学)

2.安全な施術とは何かを理解できる。

リンパ浮腫を発症またはその可能性があるクライアントの個別の事情を鑑み、アロマセラピーやマッサージ、通常のリンパドレナージの施行の可否およびアプローチの判断ができる

3.クライアントへ正しいアドバイスができる

・クライアントに対し、医療機関でのリンパ浮腫治療やセルフケアに関する情報の供与など、適切なアドバイスができる

実技 4時間

リンパ浮腫を悪化させないためのオイルトリートメントのデモンストレーションに続いて、受講者がペアになって練習をします。上肢、下肢、それぞれのリンパ浮腫ケースについての実技対応ができるようになります。

①正常なリンパ節機能を維持している領域と分水嶺の位置の確認
②集合リンパ管の排液方向の確認と軽擦法(エフルラージュ)の施行の方法
③上肢、下肢、体幹部における患部領域への安全なトリートメント圧の確認
④ヒートマットや温熱を用いたケアを行う際の注意点
⑤レッドフラッグのクライアントに気付くためのヒント
⑥質疑応答

受講資格:基本的なボディのオイルトリートメントが出来る方

開講スケジュール

理論と実技を一日で行います。理論のみの受講も可能ですが、実技は理論を受講した方のみが受講できます。
日時 2026年8月29日(土)10:00~18:00(昼休憩1時間あり)
料金 理論 ¥8,000  実技 ¥12,000
講座時間 理論3時間、実技4時間
定員 理論10名、実技6名 最少催行:2名

実技での服装

  • 上着:半袖Tシャツなど動きやすい服装
  • パンツ:緩めのジャージや動きやすいパンツ(短くてもOK)